忍者ブログ

東からの放浪者

様々なソフトウェア開発を経験してきた視点から、開発、マネジメント、経済などについて書いています。
タイトルは、あるレトロゲームからのオマージュ。

ツイッターアカウントはこちら。

「介護人材不足で外国人が必要」はウソだった

【介護人材不足】外国人の受け入れ拡大へ環境整備に注力 年内に総合対策 政府
https://news.joint-kaigo.com/article-7/pg837.html

安倍政権は、せっせとこんな政策を進めていますが、
ここまで来ると害悪以外の何ものでもないですね。

ただ、多くの人は「介護分野は人手不足だから外国人受け入れは止む無し」
と思ってるんじゃないでしょうか。

理由は「マスコミがそう言ってるから」という下らない理由なんでしょうが(*'-')

介護福祉士の人数は、実は足りている?

介護実習生に在留資格 国家試験合格で就労継続
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2528338002012018NN1000

日経新聞の上記の記事によると、2025年度には37.7万人の介護人材が不足するらしいです。

へぇ~、大したことないじゃん(*'-')

介護福祉士登録者(左軸、人)と従事率(右軸)の推移
新世紀のビッグブラザーへ:介護福祉士登録者(左軸、人)と従事率(右軸)の推移


2015年のデータですが、日本国内の介護福祉士の登録数は140万人います。
問題なのは従事率です。56%しかありません。

61万人の介護福祉士が余ってるってことです。

要するに、離職率が高いから人手不足になっているわけです。

厚生労働省:介護労働の現状:訪問介護員、介護職員の採用・離職の状況(平成24年10月1日~25年9月30日)
(引用:厚生労働省「介護労働の現状」より)


3年以内に、みんな辞めていく・・・。
私が最初に勤めていたゲーム会社みたいですね(^^;

何故、離職率が高いのか?
理由は、労働条件に関するアンケートの結果 TOP3 から明らかです。

厚生労働省:介護労働の現状:労働条件等悩み・不安・不満等
(引用:厚生労働省「介護労働の現状」より)


私が最初に勤めていたゲーム会社での不満 TOP3 と全く同じです(^^;

  • 仕事が多いので残業・休出でカバー
  • その割に賃金が低いので、みんな辞めていく
  • 人手が足りなくなり、残業・休出でカバー

というスパイラル。
ついでに「投資を行ってくれないので生産性が上がらず、残業・休出でカバー」
というオマケが付きます。

いくら仕事の素晴らしさ(私の場合は「楽しさ」でしたが)を語られても、
これじゃ、やっていけません。私も最初の会社は 3年で辞めました。

介護分野に外国人が必要なワケ

普通、市場原理に従えば、人手不足の分野は賃金が上がります。

賃金上昇圧力と賃金下落圧力

日本はすでに移民が多すぎる」の記事でも書きましたが、
移民推進派は、労働者を過多にすることで、低賃金競争をさせたいわけですね。

そして、得するのは誰か?を考えればいいわけです。
例えば、外国人労働者を介護分野に派遣するビジネスなんかは儲かるでしょう。
(低賃金の分、中抜きの額が大きくなるってわけです。)

介護分野への人材派遣 | 派遣の仕事・人材派遣サービスはパソナ
https://www.pasona.co.jp/clients/services/kaigo.html

そういえば、ここの会社の取締役会長ってさ、産業競争力会議のメンバーじゃなかった?

会社概要 | パソナグループ
https://www.pasonagroup.co.jp/company/outline.html
会社概要 パソナグループ


肩書が大学教授になってるけど、正直に書けよな(*'-')

おまけ

特に、この人のことは応援してないんだけど、
こと経済に関する指摘だけは、的を射てることが多い。


今日のまとめ

  • 国内の介護福祉士の登録数は、十分に足りている。
  • 賃金が低いため離職率が高く、人手不足になっている。
  • 介護分野に外国人労働者を入れると、介護福祉士の賃金が上がらなくなる。

そもそも論として、団塊世代の人が世を去ったら
雇った外国人労働者は失業するんだけど、誰が面倒見るんだろう?

まぁ、そこまで考えてないんだろうな。
尻拭いをするのは次世代の人たちってわけです(*'-')
確かに、介護分野に外国人労働者は必要なかった!と思われた方は、バナーをクリック!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


PR

コメント

プロフィール

HN:
なかば
性別:
男性
職業:
元ソフトウェアエンジニア
自己紹介:
東京のゲーム会社でゲームプログラマ。
家電メーカーで組み込みエンジニア。
その後、京都に移動して観光を楽しみながら
製品開発、業務改善、QA管理などを経験。
今は東京に戻って暮らしています。

詳細な自己紹介は、こちら

カレンダー

01 2020/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29