前回の記事を読み直していて、
「これを書き忘れたな」ということがあったので、今日はその話。
開発者の中には、「会議が嫌い」「プレゼンは苦手」(でも自己主張は強い)
という人は割と多くいます。
かく言う私も、そんな心構えでプログラマになった口です。しかし開発の実態は真逆で、
ソフトウェアの半分はコミュニケーションで出来ていました。( -_-)ヾ
ソフトウェア開発に face to face は不可欠
小規模な開発でない限り、
ソフトウェア開発から
face to fece のコミュニケーションは外せません。
気心の知れた仲間内のミーティングであれば何てことはないんですが、
普段は話さない
他部署の人、
お偉いさん、初めて会う
協力会社の方、
クライアント・・・
その人たちに対する
説明、
プレゼン、
質疑応答・・・
・・・めんどくさい( -_-)
私は、たまたま優秀な同僚や後輩たちと仕事ができたので、
その辺は、お任せして楽をすることもよくありました。´´(;^^A
けど、どうしても気になって、
私が発言してしまうケースがひとつだけあります。
それが「言い切らない」開発者のときです。
「言い切らない」開発者
言ってることは正しいんだけど、
語尾を濁す開発者って結構いるんです。
~~かもしれないと思います。
~~なのではないか、という気がします。
前回の記事で書いた通り、他部署や社外の人との会議では、
参加者は、その部署の
代表者として見られます。
その代表者が、
他人事のような話し方をすれば、
この会議って、そんな重要度が高くないのかな?
それとも、この部署は俺たちと真剣に付き合う気ないのかな?
などと思われてしまいます。
情報の伝達以前に、
信頼関係の構築ができなくなってしまうのです。
内容も大切だけど、相手にどう伝わるか?も大切
情報共有は、話し手の伝え方によって、聞き手の認識も変わってきます。
- 今の話のどの部分が重要なのか?
- どのくらいの確度の情報なのか?
- 組織の見解なのか?個人的な意見なのか?
語尾を濁して伝えると、
- 今の情報は重要ではない、と認識される
- そもそも記憶に残らない
- それ以前に、話を聞くのがだるい
などと思われてしまいます。
それによって、相手の会議が終わった後の行動や
「どのように自分たちの同僚や上司に伝えるか?」なども変わってきてしまいます。
自信を持って「言い切る」
もし、曖昧にしか答えられない場合でも、
その前提は伝えたうえで、語尾は言い切りましょう。
~~はまだ確定していません。
ですが、大まかな数値なら伝えることができます。
~~については、まだ正式な発表はありません。
ただ、開発者たちから聞いた話では~~の方向で話が進んでいます。
あまりに不確定な情報を、予想だけで伝えると混乱させてしまいますが、
逆に言えば、
自信を持って伝えられるように、普段から情報集めはしておきましょう。
それが、信頼関係の構築にも繋がります。
今日の駄文
開発者「でも ”言い切る” のって気が引けるんだけど・・・」
もし「言い切る」自信がない人は、そもそも会議で発言してはいけません。
自分の発言には責任を持ちましょう(*'-')
マネージャ「情報漏洩が嫌なので、情報共有は控えてほしい」
情報共有をしない組織は、いつまでも情報共有が下手なままです。
そもそも情報漏洩するような開発者を現場に入れた状態で開発を始めるなよ。
マネージャの怠慢ですね(*'-')
確かに、発言を「言い切る」ことは大切だ!と思われた方は、バナーをクリック!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
