主に、リーダやマネージャが、その役割を担いますが、
一開発者でも、他部署や他社との窓口担当者(コンタクトパーソン)になることがあります。
情報を伝える大切な役割だ!(゚д゚ )
確かにそうです。
けれど、やはり窓口担当者の第一の役割は
信頼関係の構築です。
ミーティングやメールのやり取りなど、
他部署・他社とのコミュニケーションは、信頼関係構築の場であり
自分が信頼されない = 自分の部署・会社が信頼されない
ということを意識する必要があります。
つまり、窓口担当者の行動次第で、組織同士の信頼関係が決まってしまいます。
だからこそ、主に
リーダや
マネージャが、この役割を担うわけなんですが。。。
逆に、リーダやマネージャが、このことを意識できていないと、
プロジェクト自体が、上手く回らなくなることさえあります。
話が通りやすくなっていますか?
相手の信頼を得られているかどうか?その判断基準のひとつに
「話が通りやすくなっているか?」というのがあります。(特に問題発生時)
以前、働いていた職場で、この辺を勘違いしていたマネージャがいました。
○○部の連中が、こっちの部署に情報を出したがらなかったので、
その場で散々文句を言って、情報をもらってきたぜ!
と、他部署のマネージャと喧嘩してきたことを武勇伝のように語ってきたのです。
私は、「お前、相手から信頼されてないんじゃないか・・・?」と不安になりました。
案の定、プロジェクトの終盤で、問題発生時にその部署に話が通りにくくなり、
そのマネージャは、自部署の開発者たちに「なんとかしろ」と
責任を押し付けてくるようになりました。
信頼関係は、プロジェクトの進捗にも影響する
部署や会社を跨いだプロジェクトになると、
特に終盤は、どの現場でも余裕がなくなってきます。
締切も近く、自分たちの仕事を片付けることが最優先なので、仕方ないのですが、
これが
プロジェクトの進捗を阻害することがあります。
相手部署「相談?後にしてくれ!」
と、(自部署にとっては)重要な仕事が後回しにされたり、
今、向こうの部署に話を持って行っても、断られるしな・・・。
と、変に忖度してしまったりします。
こんなとき、優秀なマネージャは、それまでに築いた信頼関係を使い、
マネージャ「あの揉めてた問題、向こうのマネージャに話を通してきたよ」
と、スマートに解決してくれます。
逆に、マネージャが優秀か否かを見極めるには、
「部署の外側にどれだけ信頼のパイプを持っているか?」を見ればいいわけです。
すべて譲歩はダメ
相手の信頼を得たいがために、無条件で譲歩してしまうのはダメです。
負担が大きくなった自部署の人たちが、
相手の部署を信用しなくなってしまいます。
きちんと交渉はしましょう(*'-')
そのために、交渉材料の用意、特に情報集めはしておくべきです。
具体的には、相手へ
提供できる裏情報や、相手からの
要求を断る場合の理由などです。
「相手へ話が通りやすくなった」と同時に
「相手からの話が、
自部署のメンバーたちに受け入れられやすくなった」
という面も見る必要があります。
信頼関係というものは、双方向なものですからね(*'-')
今日の駄文
信頼関係の構築のためには
自分の得意な方法でコミュニケーションを取る
ということも大事かと思います。
無理に face to face に拘る必要もないでしょう。
また、苦手な相手、苦手な方法で対応せざるを得ない場合は、
得意な人に代わってもらう、ということも大事です。
自分が担当者だからといって、抱え込む必要はないでしょう。
適材適所を使いこなすことも、仕事をするうえでの素養のひとつです(*'-')
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